京都府亀岡市には、桜の花びらの模様が入った「桜石」という珍しい石があります。
妻の「桜石を探したい」
という願いを叶えるべく、夜明けとともに山へ向かうことにしました。
果たして桜石は見つかるでしょうか?

2025年12月29日(月)
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濃い霧に包まれた、道の駅「ガレリアかめおか」で朝を迎えた。
この霧は「丹波霧」と呼ばれ、秋から春にかけて現れる亀岡名物の景色だそう。
一寸先も見えない幻想的な光景の中、旅の朝が始まる。
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朝食は、パンにポテトサラダとハムを挟んだ簡素なサンドイッチ。
しかし、旅先の車内で頬張る食事はシンプルな料理でもごちそうに感じる。
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食後は
桜石の眠る山へと車を走らせる。
田んぼから霧が立ち上り、まるで大地から雲が生まれているようだった。
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目的の山へ来たものの、
広大な自然の中でどこに目指す石があるのか、皆目見当がつかない。
確信のないまま、足元の石を眺めながら歩き続けた。
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途方に暮れかけていたその時、「あったよ!」という妻の鋭い声が静かな山道に響いた。
急いで駆け寄ってみると、足元の石の表面に見覚えのある模様が!
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確かに、桜の花びらのような柄がはっきりと見える。
桜石の正式名称は「
菫青石仮晶(きんせいせきかしょう)」といい、菫青石(アイオライト)という鉱物が、熱水変質作用によって絹雲母や緑泥石(ピナイト)に変化したものだそう。
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風化して岩肌から崩れ落ちた破片。
形は悪いが、桜の模様がたくさん入っている石もある。
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ちなみに桜石は国の天然記念物で亀岡市の石にも指定されています。
採取が禁止されている場所もあり、罰則があるので注意が必要です。
亀岡市役所や文化資料館でも桜石が展示されているそうなので、興味のある方はそちらでも実物を見ることができますよ。
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桜石を見ることができて満足したので、近くのホテルでひとっ風呂。
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帰り際に、
境内が天然記念物に指定されている桜天満宮を参拝。
菅原道真から授かった桜を植えたところ、その根元にあった岩石に桜の模様が現れたという伝説が残っている。自然の妙と歴史のロマンが交差する不思議な場所だった。
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桜石探しの後はコインランドリーに立ち寄る。
洗濯物が乾くのを待つ間、近くのスタバでくつろいだ。
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夕飯は「にぎり長次郎」へ。
20分ほど待って入店。
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にぎり盛り【伏見】税込2480円を注文。
主役の寿司もさることながら、茶碗蒸しや味噌汁も美味しい。
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道の駅「京都新光悦村」で朝を待つ。
翌日は砂金探しの予定。果たして砂金は採れるだろうか?
つづく

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