全国から集まった砂金掘り師たちのパンニング術を盗むため
「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」で開催された「第23回 砂金掘り大会」へ。


2023年7月29日(土)
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自宅を6時に出発したものの中央道の渋滞にはまり現地に到着したのは9時過ぎ。
受付開始時間の9時半には何とか間に合った。
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競技用のフネが整然と並んでいる。
今回は一般とジュニア部門の約200名が参加。
1グループ20名で10試合が行われる。
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予選は制限時間10分。
バケツに入った10㎏の砂を正確かつスピーディーにパンニングし砂金を採取する。
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砂金を採取し終えた時間が自己タイムとなる。
砂金をロストした場合は1粒につき3分が加算される。
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普段使っているパン皿より小さいので事前に練習して感覚を体に叩き込む。
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普段採取している砂金よりも粒がかなり大きいので判別はし易そう。
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砂の中に砂金が何粒入っているか分からないので
ロストしないように慎重にパンニングする必要がある。
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勝者だけが手にすることができるパン皿を模したトロフィー。
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全国から集まった掘り師たちが出番を待っている。
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そんなこんなで第一試合開始。
まずはどんな感じで採取するのか観察。
パンニングの速度が半端ない。
どうやら砂金は最後にまとめて採取するようだ。
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指が濡れていると砂金が採りづらいためタオルを使う強者もいた。
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自分の試合時間が近付くにつれ緊張し心拍数が爆上がり。
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ついに試合開始!!
制限時間10分なので1分で2㎏くらいの砂をパンニングし
2~3分くらいで砂金の採取に取り掛かる。
トータル7~8分くらいでフィニッシュする作戦だったが
実際にパン皿に砂を入れたら2kgがどの程度の量なのか分からずパニックになる。

今思い返せばバケツの砂を5回でパンニングし終えれば良いだけなのだが
2㎏の砂は水を含むと結構重くなる。
また丁寧にパンニングしようとするとアッという間に時間がなくなる。
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フネの底に大量の砂が溜まっていて皿が砂に刺さり上手くパンニングができず
さらに水が濁っていて砂も砂金も見えないので大パニックになる。

パンニングは砂の少ないフネの四隅で行った方が良いと思った。
とにかく砂金を皿底に沈めることに集中し
上部にある軽い砂は素早く振るい落とすか手で取り除いても良いだろう。
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手が震えてスクリュー管に砂金を入れられない。
パニックになりながらも何とか制限時間以内に終了できた。

ここは残り時間を意識せず冷静になるしかない。
ロストしないことを考えると採集作業に多くの時間を割くべきだろう。
パンニングを雑に行っても砂金が大きいので普段通りできればロストは軽減できる。
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全国博物館総選挙「ミュージアムキャラクターアワード2022」で第一位となった
「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」のマスコットキャラクター「もーん父さん」も
応援に駆け付けてくれた。
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試合途中に
砂金数やタイムなど結果速報が張り出されていたが
砂金の数は試合毎に異なるものの参考値になってしまうため
後半に出場者した方が有利になってしまうのでは?
速報発表は順位と名前だけで良いと思った。
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そんなこんなで妻の試合も開始。
重いバケツは女性には不利。
それでもパン皿に入れる砂の量が少ないので
皿のギリギリまで入れるように声を掛けた。
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いつも通りの丁寧なパンニング。
でも、それでは制限時間に間に合わないのでピッチを上げるよう再び声を掛けた。
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パンニング毎に砂金を採るのではなく
最後にまとめて採るようにと再度声を掛けた。
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砂鉄が入っても構わないから大きな砂金は摘まんで採るようにと最後に声を掛け試た。
妻は私より1分ほど早いタイムで終えていた。
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試合結果が出るまで近くの「下部ホテル」へ向かい
温泉水で茹でた「下部温泉ボロネーゼ」を食べる。
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当日はチーズが切れてしまったようで
お目当ての「富士山」や「樹海」は食べれず…。
牛肉がゴロゴロ入っていて麺も太く食べ応えのあるパスタだった。
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結果を確認するため会場へ戻る。
7分台が決勝へのボーダーラインという予想以上にハイレベルな戦いだった。
残念ながら決勝へは進めなかったが初出場にしてはなかなか良い結果を残せたと思う。
コツも掴めたので次回はもう少し効率良くパンニングできると思う。
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決勝戦はスチールパンで行われる。
凹凸がないので下手をすると砂金が流れ出てしまう。
さらに重さもあるので腕力も問われる。
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決勝戦の結果、上位3名は高校生だった。
しかも総合優勝は昨年も優勝した高校生で2連覇を達成。
全国から集まった掘り師たちはどこへ行ってしまったのだろうか…。
学生たちの熱量を感じられる面白い大会でした。
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大会後は道の駅「朝霧高原」へ移動し車中泊。
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