日本の都市鉱山に存在する金の総量は6,800トンで
全世界の現有埋蔵量の約16%にあたる。
東京2020オリンピックでは表彰メダルに都市鉱山の貴金属が使用され
さらに近年は金価格の上昇に伴い都市鉱山に再び注目が集まっているという。
20221128_001
そんな中、
大都市「東京」を流れる「多摩川」では“天然の金”が採れるという情報を入手。
多摩湖から東京湾へ注ぐ全長138kmの河川で本当に砂金が見つかるのでしょうか?
その真偽を確かめるため私たちは現場へ向かうことにしました。

2022年11月28日(月)
20221128_002
13:00 大東京総合卸売センター(府中市場)
多摩川へ向かう前に市場に立ち寄り昼食。
1966年から続く多摩地域最大級の卸売センターで
生鮮食品から生活雑貨まで約90店舗が軒を連ねている。
20221128_003
和食やラーメン、うどん、カレーライスなど多種多様なお店が並び
どれもリーズナブルで美味しそう。
お店選びに悩み何度も通路を往復しました。
20221128_004
のんしゃらん食堂の“市場のまぐろ丼(味噌汁と漬物付き)”900円をチョイス。
※ノンシャランとはフランス語で“無頓着でのんき”という意味だとか。
“特製スパイシーチキンカレー”も美味しそうでした。
20221128_005
秘伝のタレと柔らかいマグロが絶妙な塩梅で絡み合い
きざみ生姜と酢飯が食欲をそそります。
味噌汁の具材はわかめとほんのり甘味のある卵豆腐。
とても満足のいく昼食でした。
20221128_006
市場の隣にはサントリー<天然水ビール工場>東京・武蔵野があり
天然水で作られたビールの試飲などできる工場見学ツアーも行われています。
分倍河原駅からシャトルバスも出ているようなので
市場とビール工場をはしごするのも楽しそう。
20221128_007
14:15 郷土の森公園バーベキュー場
無料かつ予約不要でBBQが楽しめる都民のオアシス的な公園。
平日でもBBQを楽しむ多くの人々で賑わっており
焚き火のスモーキーな香りが漂っています。
20221128_008
多摩川を眺めながらのんびりするも良し。
市場で野菜やお肉を購入してBBQをするのも良し。
20221128_009
キャンパー達の目を掻い潜り多摩川の河川敷にやって来ました。
私たちがパンニングを始めると男性が近寄ってきて
「川が干上がると中洲で砂金を採取する人が大勢集まるよ」と声を掛け笑顔で立ち去った。
男性の言葉が真実であればここで砂金が採れるのは間違いないでしょう。
ひょっとして同業者?いや、プロ砂金掘師か?
20221128_010
それにしても河川敷の草は土の奥深くまで根付いているので
なかなか思ったように掘れません…。
20221128_011
砂金のような粒は見つかるのですが
パンニングするとヒラヒラとやや浮遊します。
雲母ではないと思うのですが…。
20221128_012
スコープで確認してみました。
雲母のように平べったいですが割れたり粉々になることはないです。
砂鉄同様に深く沈むのでそれなりの重量もありそう。
厚みがないので強く揺すると舞いやすいのかもしれません。
20221128_013
その後も平べったいけど比較的大きな粒がチラホラ見つかりました。
20221128_014
16:00 ホルーヴァへ帰還 
日が暮れてきたのでホルーヴァに戻りホットサンドを食べ
帰り際に近くの美術館に立ち寄ることにしました。
20221128_015
16:30 府中市美術館
「アーツ・アンド・グラフツとデザイン展」を観賞して帰宅。
20221128_016
府中市には美術館や大きな公園があり競馬場や競艇場など娯楽施設も整っていて
とても住みやすい地域だと感じました。
本日の成果
20221128_017
20221128_018
20221128_019
まとめ
多摩川中流で採れる砂金は平べったいという特徴があることが分かりました。
採取する場所によって大きさや形状が異なるのはとても興味深いです。
「多摩川で砂金は採れるのか?」という問題は解決しましたが
新たな問題も浮上しました。
「多摩川で採れるなら遠出しなくてもいいかなぁ…」と妻が言い出したのです。
これは大問題です!!
車中泊をしながら日本中の砂金を採りまくるという旅のコンセプトが揺らぎ始めました。
どうしよう…。

今回の旅をYouTubeにアップしていますのでお手隙の際にご視聴ください😅


宜しければクリックお願い致します😅
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ