日本ぞんび紀行

2019年(令和元年)4月22日に納車されたタウンエースベースのキャンピングカーAZ-MAX社製『M.HORUEVA(エムホルーヴァ)』で行く車中泊旅行の備忘log。 ひとり旅やソロキャンプ、たまに夫婦で車中泊の旅へ。 四季折々の景色や食材を楽しみながら日本全国を巡りたい。

2023年11月

「四万川」は群馬県吾妻郡中之条町を流れる全長20㎞の一級河川。
上流には「上州三名湯」の四万温泉や「四万ブルー」と称される奧四万湖がある。
四万川で「砂金が採れる」なんて話は聞いたことはないが砂金調査に向かった。

2023年11月16日(木)
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今回は道の駅「おのこ」が旅のスタート地点。
舞茸おこわを購入し車内で朝食。
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道の駅から四万温泉へは27km40分ほどの道のり。
中之条町のガソリンスタンドで給油しスーパーマーケットで食材を購入した。
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四万川の様子を確認するため群馬県指定天然記念物の「四万甌穴群」に立ち寄った。
石や砂が川底を削り所々に深さ1.5mほどの穴(8つ)が空いているという。
※2023年11月現在は上流の水力発電の工事の影響により増水しており甌穴は見れない。
工事は2024年度末まで続くそう。
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観光客も多く天然記念物なので、ここでのパンニングは諦めさらに上流へ。
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「桐の木平駐車場」にキャンピングカーを停めて川沿いを散策。
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四万川と新湯川の合流地点にある共同浴場「河原の湯」(利用時間9:00~14:00)
洞窟風呂のような雰囲気が楽しめるというが今回は時間が合わずスルー。
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上流の石や土は赤みがかっていたのが印象的。
草根引きでパンニングしてみたが砂鉄が僅かに採れる程度だった。
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「奥四万湖」に到着。
春先は湖面がコバルトブルーに輝き「四万ブルー」と称され多くの観光客で賑わう。
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ここまで徒歩で来たがダム湖は車で回ることもでき駐車場も完備されている。
「車で来れば良かったなぁ」と若干後悔しながら歩いたが
景色と空気が良いので次第に紅葉を眺めながら歩くのも楽しいと感じた。
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なんと四万川の上流へ向かう道は「通行止め」だった。
この先へ進むには許可が必要のようだ。
ショックで足に疲労が襲ってきた。
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周辺の沢や川も立ち入ることはできなかった。
そうこうしているうちに日も陰り始めており
「熊出没注意」の注意書きが
あちこちに掲示されているので暗くなる前に駐車場へ戻ることにした。
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この黒い看板が熊に見えて心臓が止まりそうになった。
「やっぱり車で来るべきだったなぁ」と思っていたら
どこからか「ガサガサ」と草を掻き分けるような音がする…。
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息を止め音のする方を必死で探す。写真の中央部に何かがいる。
ぬいぐるみかとも思ったが微かに動いている。
「こちらの様子をずっと窺っている…」
肉眼では良く見えなかったためカメラのズームを使って確認した。
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「熊ではない…?」だが怖い。
動画を撮影し妻に送った。
「この見慣れない動物はナニ?」
これが妻に送る最後のメッセージになるかもしれない。
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「たぶんニホンカモシカ。二頭写っているね」と妻。
ダムのマンホールに描かれた絵を見て確信を得ることができた。
奥四万湖周辺には天然記念物のニホンカモシカが生息しているという。
砂金には出会えなかったが貴重な動物を見れたので大満足。
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何とか日没までに駐車場へ戻ることができ安堵した。
道の駅「霊山たけやま」へ向かった。
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道すがら「四万清流の湯」(2時間500円)に立ち寄り四万温泉を満喫した。
四万川のせせらぎと紅葉を楽しみながら入る露天風呂は最高。
ただ、対岸から裸体が丸見えになるので注意が必要。
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道の駅に到着後はサッカーを観戦しながら晩酌。
ワールドカップ2次予選「日本vsミャンマー」
安心して見ていられる良い試合だった。
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夜食に親子丼を作り就寝。
つづく。

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奥多摩も紅葉が始まり冬の到来を感じますが日中は気温が高く汗ばむほどでした。

2023年11月03日(金)
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川の水は冷たいのですが陽射しが強く長袖では暑いくらいの陽気。
今回もいつものポイントで砂金採取。
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お昼から夕方までパンニングしましたが
残念ながら思っていたような成果は得られませんでした。
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近くで砂金採取をしていた男性が帰りがけに声を掛けてくれました。
男性の手には3㎜くらいの砂金が4粒ほど入ったスクリュー管。
凄い。羨ましい。
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陽も陰り「お腹空いたね」と妻に声を掛けると
「今日は世界三大スープを作る」と言う。
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車に戻り調理開始。
世界三大スープは三大なのに、なぜか4つあります。
タイの「トムヤムクン」、中国の「フカヒレスープ」、ロシアの「ボルシチ」、
フランスの「ブイヤベース」。
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今回は「ブイヤベース」を作ってくれました。
ニンニクや魚介、サフランなどの香りが食欲をそそります。

美味しくて冷えた体も温まります。
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翌日、車内は「ブイヤベース」の香りが漂います。
換気と消臭剤でニオイ残り対策をしましたがあまり効果がありませんでした。
今までもステーキを焼いたり、もつ鍋、カレーなど臭いの強い料理を作ってきたけれど
今回ほどニオイが残った料理はありません…。
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コーヒーには消臭効果やリラックス効果があるというので
出涸らしのコーヒーを車内で煎ってみました。
良い香りが車内に広がります。
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冷蔵庫も少し臭うのでコーヒーを巾着袋に入れて配置。
さらにルーフや壁なども拭いてみました。
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シートにもニオイが付着していると思うので
あまり効果はないかもしれませんが暫く様子を見たいと思います。
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どうしてもニオイが取れないようなら
カーペットクリーナーでも買うかレンタルしてシートも洗浄してみます。
皆さん、車内の消臭はどうされていますか?

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道の駅「奥永源寺渓流の里」で朝を迎え東京への帰路の途中、
三重県で砂金採取のリベンジをしたいと思っていたのですが…。

2023年10月24日(火)
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当日の道の駅「奥永源寺渓流の里」は定休日だったこともあって静かな朝を迎えた。
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道の駅の裏手を流れる愛知川でも砂金が採れるそう。
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どの川から砂金が流れてくるのだろうか?
機会があれば砂金の有無を調査してみたい。
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宇賀渓(うがけい)に立ち寄ろうと思っていたのに
案内の標識を見落とし通り過ぎてしまう。
工事渋滞もあって引き返せず諦めて道を進んだ。
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GoogleMapで道の駅と案内されたふれあいの駅「うりぼう」は
道の駅ではなく農産物直売所と三岐鉄道北勢線の大泉駅が合体した施設だった。
直売所で野菜とお弁当を買って東員町「中部公園」へ。
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員弁川(いなべがわ)の上流にも砂金が眠っている。
ただ、ここ数日各地で熊出没のニュースが流れていたので山に入るのが怖い。
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しかも疲れがピークに達していて眠気もMAXで山を登る気力もない。
不本意ながら三重県での砂金採取リベンジを諦め帰宅することにした。
旅の最後に車中泊をした道の駅「富士川楽座」から見えた富士山が綺麗だった。
おわり。 

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