日本ぞんび紀行

2019年(令和元年)4月22日に納車されたタウンエースベースのキャンピングカーAZ-MAX社製『M.HORUEVA(エムホルーヴァ)』で行く車中泊旅行の備忘log。 ひとり旅やソロキャンプ、たまに夫婦で車中泊の旅へ。 四季折々の景色や食材を楽しみながら日本全国を巡りたい。

2023年08月

甲斐黄金村・湯之奥金山博物館で開催された「砂金採り大会」に参加したあとは
直帰するのもつまらないので近くの道の駅で車中泊をして
翌日は砂金の採れそうな川を探すことにした。

2023年7月29日(土)
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大会後は会場近くにあった日帰り温泉「しもべの湯」へ向かい汗を流した。
2023年4月末にオープンしたばかりとあって綺麗でサウナも檜のような木材の良い香り。
源泉は“しもべ奥の湯高温源泉”と“雨河内温泉”の2種類が楽しめる。
露天風呂やぬる湯もあってのんびり温泉を楽しめた。
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スーパーで夕飯の買い出し。
隣にあるシャトレーゼ身延店では90分食べ放題のスイーツバイキング・ワンドリンク付き(880円)が楽しめる。
17時半には“品切れ”だったため人気の高さが伺える。次の機会に立ち寄ってみたい。
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国道300号を抜け本栖湖を通過。
富士山と雲が幻想的で綺麗で多くの観光客が足を止めていた。
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本栖の交差点を左折すれば道の駅「なるさわ」へ。
右折すれば道の駅「朝霧高原」に辿り着く。
今回は行ったことのない朝霧高原へ向かうことにした。
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19時に到着。牧場の香りが漂います。
駐車場は広くて静か。標高896mとあって涼しく快適で日中の暑さが嘘のよう。
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車内で調理をしても暑くならない。
景色を眺めながら食べる夕飯はいつもより美味しく感じた。
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深夜は22℃くらいまで気温が下がりブランケットが必要なほど肌寒かった。
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朝5時になると登山客も集まり始め足音や話し声で目が覚めた。
まだ眠かったが富士山展望台で朝日を拝んだ。
ひんやりとした空気が温められていく。
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それから二度寝して9時に再起床。
流石にこの時間になると高原とは言え夏の暑さ感じる。
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朝食は初めて食べる“富士宮焼きそば”
魚粉とソースの香りが食欲をそそり待ちきれない。
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麺が太くもちもちしていて食べ応えがあり美味しい。
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道の駅に隣接する「あさぎりフードパーク」を散策しながら
牛乳屋さんが作るバターチキンカレーや
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モッツァレラピザなどで食欲を満たした。
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砂金が採れそうな川を探しながら帰路に就く。
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川辺の木陰はやっぱり涼しい。
真夏の日中は川遊びして夜は高所で車中泊が最適だと思う。
川釣りとかも楽しいかも。魚を触るのは苦手だけど。
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残念ながら砂金は超極小粒しか採取できなかった。
ポイントによっては砂鉄ばかりで砂金は全く採れない。
それでも砂金大会や朝霧高原など初めて尽くしの楽しい旅だった。

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全国から集まった砂金掘り師たちのパンニング術を盗むため
「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」で開催された「第23回 砂金掘り大会」へ。


2023年7月29日(土)
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自宅を6時に出発したものの中央道の渋滞にはまり現地に到着したのは9時過ぎ。
受付開始時間の9時半には何とか間に合った。
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競技用のフネが整然と並んでいる。
今回は一般とジュニア部門の約200名が参加。
1グループ20名で10試合が行われる。
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予選は制限時間10分。
バケツに入った10㎏の砂を正確かつスピーディーにパンニングし砂金を採取する。
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砂金を採取し終えた時間が自己タイムとなる。
砂金をロストした場合は1粒につき3分が加算される。
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普段使っているパン皿より小さいので事前に練習して感覚を体に叩き込む。
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普段採取している砂金よりも粒がかなり大きいので判別はし易そう。
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砂の中に砂金が何粒入っているか分からないので
ロストしないように慎重にパンニングする必要がある。
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勝者だけが手にすることができるパン皿を模したトロフィー。
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全国から集まった掘り師たちが出番を待っている。
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そんなこんなで第一試合開始。
まずはどんな感じで採取するのか観察。
パンニングの速度が半端ない。
どうやら砂金は最後にまとめて採取するようだ。
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指が濡れていると砂金が採りづらいためタオルを使う強者もいた。
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自分の試合時間が近付くにつれ緊張し心拍数が爆上がり。
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ついに試合開始!!
制限時間10分なので1分で2㎏くらいの砂をパンニングし
2~3分くらいで砂金の採取に取り掛かる。
トータル7~8分くらいでフィニッシュする作戦だったが
実際にパン皿に砂を入れたら2kgがどの程度の量なのか分からずパニックになる。

今思い返せばバケツの砂を5回でパンニングし終えれば良いだけなのだが
2㎏の砂は水を含むと結構重くなる。
また丁寧にパンニングしようとするとアッという間に時間がなくなる。
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フネの底に大量の砂が溜まっていて皿が砂に刺さり上手くパンニングができず
さらに水が濁っていて砂も砂金も見えないので大パニックになる。

パンニングは砂の少ないフネの四隅で行った方が良いと思った。
とにかく砂金を皿底に沈めることに集中し
上部にある軽い砂は素早く振るい落とすか手で取り除いても良いだろう。
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手が震えてスクリュー管に砂金を入れられない。
パニックになりながらも何とか制限時間以内に終了できた。

ここは残り時間を意識せず冷静になるしかない。
ロストしないことを考えると採集作業に多くの時間を割くべきだろう。
パンニングを雑に行っても砂金が大きいので普段通りできればロストは軽減できる。
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全国博物館総選挙「ミュージアムキャラクターアワード2022」で第一位となった
「甲斐黄金村・湯之奥金山博物館」のマスコットキャラクター「もーん父さん」も
応援に駆け付けてくれた。
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試合途中に
砂金数やタイムなど結果速報が張り出されていたが
砂金の数は試合毎に異なるものの参考値になってしまうため
後半に出場者した方が有利になってしまうのでは?
速報発表は順位と名前だけで良いと思った。
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そんなこんなで妻の試合も開始。
重いバケツは女性には不利。
それでもパン皿に入れる砂の量が少ないので
皿のギリギリまで入れるように声を掛けた。
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いつも通りの丁寧なパンニング。
でも、それでは制限時間に間に合わないのでピッチを上げるよう再び声を掛けた。
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パンニング毎に砂金を採るのではなく
最後にまとめて採るようにと再度声を掛けた。
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砂鉄が入っても構わないから大きな砂金は摘まんで採るようにと最後に声を掛け試た。
妻は私より1分ほど早いタイムで終えていた。
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試合結果が出るまで近くの「下部ホテル」へ向かい
温泉水で茹でた「下部温泉ボロネーゼ」を食べる。
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当日はチーズが切れてしまったようで
お目当ての「富士山」や「樹海」は食べれず…。
牛肉がゴロゴロ入っていて麺も太く食べ応えのあるパスタだった。
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結果を確認するため会場へ戻る。
7分台が決勝へのボーダーラインという予想以上にハイレベルな戦いだった。
残念ながら決勝へは進めなかったが初出場にしてはなかなか良い結果を残せたと思う。
コツも掴めたので次回はもう少し効率良くパンニングできると思う。
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決勝戦はスチールパンで行われる。
凹凸がないので下手をすると砂金が流れ出てしまう。
さらに重さもあるので腕力も問われる。
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決勝戦の結果、上位3名は高校生だった。
しかも総合優勝は昨年も優勝した高校生で2連覇を達成。
全国から集まった掘り師たちはどこへ行ってしまったのだろうか…。
学生たちの熱量を感じられる面白い大会でした。
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大会後は道の駅「朝霧高原」へ移動し車中泊。
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