日本ぞんび紀行

2019年(令和元年)4月22日に納車されたタウンエースベースのキャンピングカーAZ-MAX社製『M.HORUEVA(エムホルーヴァ)』で行く車中泊旅行の備忘log。 ひとり旅やソロキャンプ、たまに夫婦で車中泊の旅へ。 四季折々の景色や食材を楽しみながら日本全国を巡りたい。

2020年01月

オマーンからドバイに移動。
飛行機はエアバスA380、二階建てです。
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座席も比較的ゆったりで快適。
1時間程のフライトでも、
ちょっとした軽食が出ました。
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ドバイへの入国はビザ要らず。
空港からはタクシー(安い)でホテルまで移動しました。
昔のドバイの街並みを再現したテーマパークのようなホテルで、フロントから部屋まではカートに乗って連れていってくれます。
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自分の部屋がどこかわからなくなること必至。
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オールドドバイ的雰囲気の部屋。

ここも歯ブラシセットが一個しかなかったぞ…
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そうそう、オマーンでもドバイでも、ホテルでは所謂チップというものは渡しませんでした。
ホテルで部屋の掃除をしてもらってもチップは置かず。
空港からのタクシーの運転手にはおつりあげましたが、どうやら必要ないらしい…
レストランでは会計に含まれている場合もありますが。
この点は日本人には気が楽だ。

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クリークの向こう側は都会。
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アブラという渡し船で行き来したり。
さて、夜はギラギラのドバイに繰り出してみます。
まずはドバイモール。
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高層ビルが立ち並ぶ、これぞドバイ…
オマーンとのギャップがすごい。
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モールには紀伊國屋書店が入ってました。
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ハイブランドのショップから、ファストファッションブランド、レストラン、雑貨屋までメチャクチャ店舗がある。
広大過ぎて目的地までたどり着くのが大変すぎる。
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噴水ショーは圧巻。選曲がアラブ〜
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有名なブルジュハリファ。
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夕飯はディンタイフォンで。
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しかし当然のように豚肉は入ってない。
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小籠包にも豚肉の選択肢はない…
やはり中華に豚肉エキスは必要だと痛感。
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しかしドバイモールは広い。
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水族館やスケートリンクもあるんだもん。
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様々なお菓子屋さんも。
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中東のお菓子はピスタチオ多め。
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なんでも世界一が好きな成金ドバイの派手な一面は堪能したので、もうちょいローカルな観光を…。
ドバイには、○○専門の市場みたいなもので、ゴールドスーク、スパイススーク、テキスタイルスークと呼ばれる場所があるので、お土産探しに行ってみる事にしました。
ゴールドスーク。
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誰が買うねん。
でもけっこう現地の人は買うみたいで、
店内には白装束のお客もいましたね…

テキスタイルスークでは「パシュミナ」と呼ばれるカシミアのストールを買わされます。
欲しくなくとも買わされます。
呼びかけがすごくて「日本人カワイイ」「トーキョーバナナ」「チッチャイラクダ」などなど…お前ら日本語上手いなって笑っちゃいます。
結局ベリーダンス用のシャラシャラと、
ストール買いました。値段交渉は失敗。
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奴らは最初からふっかけてくるので、
強気で値切って値切って、もう帰るからいらないぐらい言わないと、適正価格で買えないんじゃないかと思います。
私たちが入った店の売り子は、アフガニスタン出身で、ちょうど中村医師が亡くなった直後だったのでその話になりました。
中村医師の事はアフガンの人は本当にみんな大好きでヒーローなんだと熱弁され、見てくれ俺のFacebookにも追悼のメッセージをあげてるんだ!と読み上げてくれました。
でも商売となると日本人はカモですね🦆
※ストールはモノにもよりますが、
一枚2000円〜3000円で買えばよろしいかと思います。バブーシュ(皮のスリッパ)も一足1000円ぐらいで買おうと思えば買える。

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渡し船で移動。たしか30円ぐらい?
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もう…ドバイ、疲れちゃったよ…

最後のご飯はここで食べました。
アラビアンティーハウス。
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ピタパンみたいなのにチーズが入ったもの。
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これはBreakfastメニューだったかな…
一人分にしては多いのでシェアがお勧め。
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メニューにはKrak teaと書いてあるチャイティー。
インスタ映えする店内ですが、
ローカルの人が映らないように撮りましょう。
ここでは隣のテーブルのフランス人(親日家)のおじさんと話したりして、楽しかったです。
やっぱり旅先でいろんな人種と話すのも、
良い思い出になりますね。

ドバイはまた行きたいかと言われたら、
うーん…
とは言え、今回砂漠でキャンプとかラクダに乗るとかしなかった事もあるので、また機会があればかな。

※ラクダといえば、中東でラクダに乗ったり近づいたりすると中東呼吸器症候群(MERS)に感染する恐れがあるので、ご注意ください。
あと蚊によるデング熱もです。

感想としては、
中東旅行はなかなか非日常で楽しかったです。
日本人からすると旅行先としてはまずあがらないかもしれませんが、イスラム国家内でも宗派によって違いがあったり、お国柄も性格も違ったりと、知れば奥が深そうです。

動画はこちら。

旅行記をダラダラと書いている間に、
中東情勢が怪しくなってきましたね。
ギリギリ大丈夫な時期に行けて良かったかも…

ホテルの朝ご飯。
朝食が一人分しか払われてないとかで
ちょっと揉めたりしましたが、ホテル側のミスでした。エアトリでホテルを予約したので、
その予約内容を見せて解決しましたが、こういう時ネットあると助かる。今の時代は当たり前だけど紙媒体だったら上手くいってない。
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割と普通のメニュー。
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BAIT AL BAGH ミュージアム?
ギャラリー?に行きました。
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入口にはオリックスのオブジェ。
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昔のオマーン人の暮らしがジオラマになってる。
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このギャラリーに来る前に、
ナショナルミュージアムにも行きましたが、
こっちのギャラリーのほうが賑わってましたね。

そして船に乗ってクルージング。
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船上ではデーツとアラビックコーヒーが振舞われます。この組み合わせが合う!!
アラビックコーヒーはカルダモン等が入ってスパイシーな味付けです。
ホテルのフロント等でもよく置いてありました。
2時間ほどのサンセットクルージング。
船酔いの薬を一応飲んだので大丈夫でした。
あまり写真ないですが、
海から要塞とかが見られます。
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日本人のご夫婦も一緒の船に乗っていて、
軽く自己紹介。オマーン滞在中、ほぼ日本人観光客は見なかったので、お互い珍しがってました。
オマーンでの観光らしい観光はここまでで、
このあとはドバイに2泊しました。

オマーンで買ったお土産はこちら。
スーパーでデーツいろいろ。
チャイティーやレモングリーンティーのティーバッグ等…
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スパイスとサフラン。
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ウードの香りの石鹸と柔軟剤。
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オマーンの旅の動画はこちら。

次のドバイ編で終わり。

だいぶ間が開いてしまいましたが、
中東旅の記録その②です。

オマーンの風景といえば、
茶色い山々。ゴツゴツとした岩山。
ときどき砂漠。
隣のドバイに比べて、高層ビルもないし、ギラギラしたイルミネーションや看板もありません。オイルマネーで潤う国の中では、昔からの質素なスタイルを貫いている国のようです。
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街の看板やホテルのフロント等、至る所にあるのが、この王様の写真や肖像画。
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ホテルのオーナーの写真ではありません。
最高主権者(スルタン)カブース。
1970年からずっとその地位にあり、世界最長の独裁政権。独裁政権というとネガティブな意味合いを受けるかもしれないが、
彼が実の父に対してクーデターを起こし、
この国の王になってからは、
国民にも教育を与え、
オマーンは近代化の道を歩んできた。
オマーンの紙幣の全てに彼の顔があるし、
グランドモスクや競技場にも
彼の名前がついていたりする。
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これが彼の名前が冠された、
スルタンカブースグランドモスク🕌
床は大理石!
世界で2番目に立派なモスクだとか。
因みに1番はアブダビにあるモスク。
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巨大なシャンデリアと、
細かな装飾の数々。
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中は観光客も入れますが、
入れる時間帯が限られているのと、
服装(女性は髪をスカーフで隠す、長袖長ズボンかロングスカート)に気をつける必要があります。
オマーンに来たらここは見ておいて損はない、といえる場所でした。
そしてこちらは王宮。
カブースはここにいるなかと思いきや、
最近は病気のためいないらしい。
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それからマトラスークという市場にお土産を探しに行きました。
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中東っぽいものを色々売ってます…
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宝箱がたくさんありましたが、
何を入れるのでしょうか。
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ここではお目当ての乳香、ウード、香炉、炭を購入しました。
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乳香(赤い蓋のやつ)はオマーン名物で、
木から出る樹液を固めたお香みたいなもの。
ウード(黒い蓋のやつ)は香木で、日本語だと沈香と言われるものです。
これらは香水の原料にもなっていて、
中東らしいなんとも言えない良い香り。
香炉に炭をセットし、その上に乗せて炊き上げる感じで使います。
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世界で1番高価な香水と言われるアムアージュ。
オマーンの香水です。
これにも乳香が使われています。
プーチンもここの香水を使っているらしい。
オマーンでは至るところで香水とか乳香、
ウードが売られています。
匂いに対する関心の高さが違う…
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ちょうどコンベンションセンターで催しがあったので、覗いてみました。
こちらは香水展。
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隣では宝石展。
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アラブの方々の好みは派手で豪華な宝石。
シンプル好きな日本人にはちょっと…
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7777個のダイヤを使った指輪。
4900000USドルで買えます。買わんけど。
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庶民はここで4000円ぐらいのピアスを購入。
宝石展をブラブラ見ていると、
あるブースの男性から急に話しかけられる。
「お前たちを知ってるぞ」と。
「カタール空港でお前らを見た」と…??
よくよく思い出してみると、ドーハからマスカットへの乗り換え待ちのスペースで前に座っていた二人組だった。
こちらが日本人で珍しかったのか印象に残っていた様子。
おもしろい偶然でした。オマーン狭いな、笑

ちょっと長くなるので③に続きます。

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